バスツアー3回目です。
さて前回はビール騒動で終始してしまいました。
その顛末はどうなったかと言うと、目的地に到着し、大部屋に案内してもらいまして、昼までまだ時間があるとの事でしたので、早速旅館のロビー横で生ビールを頂き、「うまいっけなあ(酒は若竹)」(これは知る人ぞ知る島田の酒「若竹」の宣伝文句でした。今は聞かなくなりましたが、以前はこのフレーズが好きでよく食事の後でこのフレーズを使ったものです。)とうなりました。本当に旨かったですよ。本来の目的ではなかったビールが主役になった瞬間で〜す。
さあ、本題の目的地です。
それは
『山梨県南巨摩郡早川町西山温泉』です。静岡から遠路〜は〜るばる来たぜ、函館〜ではなかった。
西山温泉慶雲館ですよ。最初は川を眺めながら、上流へと向かいましたので、こんなところに温泉があるの〜と言う感じでした。そして着いた所は、周りには旅館やホテルが見当たりません。う〜ん本当にここに温泉が・・・。
しかし、杞憂でした。確かにそこに旅館「慶雲館」がありました。(あたりまえだよ!)『日本建築の粋を集め西山の神秘の里にぽっと咲いた優雅の宿』と言う謳い文句どおりの、なかなか良い雰囲気の建物です。これは期待持てるかもと思いました。
この慶雲館のことをご紹介しましょう。
慶雲館のホームページより
慶雲館の歴史
『西山温泉 慶雲館の歴史は遡ることおよそ1300年前、慶雲2年(西暦705年)(すごい古いんですねえ。)にこの地に流浪しきた都人、藤原真人によって発見、開湯したことに端を発します。以来、この湯は枯れることなく沸き続け、甲斐の山懐にすっぽり包まれた秘湯として、多くの都人、名称、文人たちに愛され続けてきました。』
驚く事に、全館全室のお風呂、給湯に至るまで源泉かけ流しというではありませんか。これはどういうこと? 普通は大浴場のお風呂は温泉で、給湯や各部屋の風呂は水道水(沸かし)と言うのが当たり前ですよね。処がここは、全て温泉なんです。
実は平成17年に掘削温泉でしかも自噴泉として日本随一の湯量を誇る、毎分1,630リットル以上の新湯が湧き出たのです。まだ2年前の事なんですよ。
つまり、まだ新しい温泉につかれるのです。やった〜、長い時間ビールを我慢してきた甲斐があった。(と、まだビールにこだわっている私です。食べ物、この場合は飲み物ですが・・・の恨みは深いので〜す)
さてその自慢の温泉に入りましょう。
感想。(早いなあ、もうかよ)
大浴場も露天風呂もこりゃいいわ! 特に露天がオススメです。私達が行ったのは、お昼ごろですので、その時間帯は男性用露天風呂は、1階でした。(男性用大浴場と女性用大浴場、女性用露天風呂は4階です。)これが実に良い! 直ぐ横を渓流(といってもさらさら小川ではないですけど)が流れ、その音を聞きながらの露天風呂は爽快の一言につきますよ。ついつい長湯をしてしまいますよ。
女房はここに入れなかったから、わかりませんがね。そうなんです、昼間は男女の入れ替えがないため、楽しみが半減かな。でも宿泊する方にとっては、時間によって入れ替えになるとの事ですので、これは大丈夫です。(入れ替えの時間を聞いたんですが、失念しました。すみません・・・)
ちなみに
泉質は
ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉、無色透明、わずかに硫黄の臭いあり。
効能は
胃腸病・神経痛・慢性のリュウマチ・ 創傷・慢性婦人病疾患など
どうですか? 行きたくなったでしょう? そして風呂にゆっくりつかりたいでしょう? 私達は行ってきたんですよ、そしてその温泉に入ったんですよ!(ここで偉そうに自慢してどうなるの・・・)
ぜひ、私達夫婦の二の舞を踏んで、ビール無しで行ってみよう!(まただよ。よっぽど悔しかったんだねえ・・・)
最後に慶雲館のホームページアドレスをご紹介しておきます。
こちらをご覧になって、楽しく過した私達の事を想像してみてください。えっ!想像したくない! それは残念。でも想像しなくても充分良いところですから、ハハハハ・・・)
山梨県南巨摩郡西山温泉「慶雲館」
http://www.keiunkan.co.jp/
PS。ちなみに帰りはしっかりとビールを用意してバスに乗り込みました事を報告して、今回のバスツアーの件はおしまい。